基本的に毎朝モーニングサテライトこと”モーサテ”(テレ東・平日午前5:45~)を見ています。
解説者の方は毎回異なるのですが、個人的に最もわかりやすくて参考になると思っているのが、ホリコキャピタルの堀古英司さんです。
堀古さんが今回の株価急落について、一般的な見方とは異なる視点で解説されていたので紹介します。
今回の株価急落に対する堀古さんの意見
ご存じの方も多いと思いますが、中国の大手不動産会社、恒大集団がデフォルトの危機に瀕しています。
今週の株価急落は恒大のデフォルト懸念で売られたというのが大筋の見方でしたが、堀古さんは9/22モーサテで下記の通りおっしゃっていました。(要旨のみ)
- 9月の株価が軟調な理由は恒大集団の債務危機が本質的な要因ではなく、アノマリー的に弱い9月、そしてFOMCが控えている状況だったため、恒大はあくまできっかけになっただけにすぎない。
- 8月以降、金利が上昇しているのに対し、無視して上昇した反動が出ている。
実際どうなのか?
モーサテで解説されていた時に使われていたグラフを確認していきたいと思います。
グラフを見ると金利が上昇局面にある時、確かに株価は下げています。(黄色の箇所)
ただ、2021年8月の金利上昇に対しては株価は反応していません。9月になってやっと下落しています。
堀古さんのおっしゃる通りですね。
まとめ
株価急落の理由は基本的に後付けだと思うので、何が正しいかなどはなく色々な見方があるのだと思います。
ただ、報道では完全に恒大集団のデフォルト懸念が原因で株価が下落したとなっているため、そう思い込みがちです。
自身でも金利の動きなどを確認し、自分なりの考えを持てるようにならないといけないなと再認識しました。
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