レバナスに関する記事があったので紹介しつつ、思ったことを書いていきたいと思います。
ちなみに私はレバレッジのかかった金融商品を長期保有したことはありませんが(短期ならあります)、手法としては"アリ"だと思っています。
- レバナスとは?
- レバナス民が急増!?
- 「eMAXIS」より「レバナス」の方が2倍ググられている
- 20年で27倍!?
- 大暴落がくると4,000万が92万に!?
- 「レバナス」は証券会社にとって儲けやすい
- まとめ(所感)
レバナスとは?
ご存じの方も多いのかなと思いますが、念のため。
「レバナス」とは、大和アセットマネジメントの「iFreeレバレッジ NASDAQ100」、および楽天証券が今年の11月17日にリリースした「楽天レバレッジNASDAQ-100」という投資信託を指す。「レバレッジ」という名称の通り、この投資信託は日々の基準価額の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の値動きに対して、概ね2倍程度となることを目指したファンドである。
引用:4000万円が92万円まで減少も? 急増する“レバナス信仰”の裏に隠れた投資信託「負の側面」(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース
大和レバナスと楽天レバナスは当ブログでも紹介しているので、詳細をご覧になりたい方は関連記事からご覧ください。
レバナス民が急増!?
TwitterをはじめとしたSNSを中心に「レバナス民」と呼ばれる投資クラスタが急激に増加している。
SNS上では「老後資金」を手っ取り早く用意するためであったり、少ない元手で「FIRE(経済的自立と早期リタイア)」を実現したりするために、貯蓄の大半をこのような金融商品に注ぎ込むいわば“レバナス信仰”ともいうべき現象が起こっており、顧客が商品性を誤解した状態で運用を続けている可能性がある。。
引用:4000万円が92万円まで減少も? 急増する“レバナス信仰”の裏に隠れた投資信託「負の側面」(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース
私も毎日Twitterをやっているのでわかりますが、、、
確実に増加しています。間違いありません。
その他、TECL、SOXLなどのレバレッジ3倍のETFを保有している方も多いです。
たまに「みんなやっているから大丈夫だろう」と言って投資されている方を見かけますが、大丈夫でしょうか・・。
「eMAXIS」より「レバナス」の方が2倍ググられている
なんかもうすごいですね(語彙力ない)
当ブログでも検索流入で最もアクセスが多いのは【ナスレバとは】最近話題の「ナスレバ(レバナス)」を調べてみた【iFreeレバレッジNASADAQ100】なんですよね。
この記事を書いたときは「レバナス」と言う人もいれば「ナスレバ」と言う人もいました。
現在は「レバナス」だけですかね。
実際に投資する人も増えている。
証券会社の投資信託販売金額ランキングなどでもレバナスは上位に入っています。
以前はそんなことなかったと思いますが。
また、純資産総額も右肩上がりで増加しています。
20年で27倍!?
2001年から20年間毎月3万円ずつ積立をした時のシュミレーションです。
投資元本は720万になります(3万×12か月×20年)
結果だけ見ると27倍なのですが、
そこまでの過程でだいたい半分ぐらいになっているところが何回かあります。
実際にそうなった時、どれだけ保有しているかにもよりますが、結構きついのは間違いないと思います。
大暴落がくると4,000万が92万に!?
ITバブル崩壊レベルがきた時の想定ですが、これは極端な例かなーと思います。
ただ、大きな利益を狙うわけですから、損失も大きくなるのはある意味当たり前だと思います。
上昇すれば2倍や3倍も普通にありうるわけですから。
「レバナス」は証券会社にとって儲けやすい
通常のNASDAQ100連動型の投信の管理費用が年間0.5%程度であるとして、レバレッジ型の投信はその元本の2倍の額を運用していることから、元本分にかかってくるコストは1%程度になる。つまり1000万円しか運用しない顧客でも、レバレッジ型の投資信託を使ってもらえば、証券会社にとっては2000万円を運用してもらうのと同じ収益が見込めるという“客単価の向上”が期待できるのだ。
引用:4000万円が92万円まで減少も? 急増する“レバナス信仰”の裏に隠れた投資信託「負の側面」(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース
レバレッジのかかっている金融商品は基本的に信託報酬手数料が高いため、これはその通りだと思います。
まとめ(所感)
レバナスに投資している方や投資を検討している方は一読されても損はないと思います。
レバレッジのかかっている商品がこれだけ人気というのも天井のサインなのかな・・とも少し思ってしまいます。
これから金融政策正常化に向けて利上げやバランスシート縮小が待っているわけですが、どうなるか・・。
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