パウの米国株投資&子育てブログ

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【楽天VTとSBIVTのベンチマーク】FTSEグローバル オール キャップ インデックス(Global All Cap Index)【投資信託・ETF】

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MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに続き、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスの紹介です。

全世界株式のインデックスと言うとこの2つが主要なものになります。

オルカンはMSCI、楽天VTやSBIVTはこのFTSEをベンチマークとしています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは

FTSEのホームページに説明がありました。

The FTSE Global All Cap Index is a market-capitalisation weighted index representing the
performance of the large, mid and small cap stocks globally. 

DeepLで翻訳すると・・

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスは、時価総額で加重平均されたインデックスです。
全世界の大型株、中型株、小型株のパフォーマンスを表します。

全世界の大型株、中型株、小型株をカバーしています。

ちなみにMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスは小型株を含んでいません。

1つ疑問なのが、これで全ての市場を網羅しているのか・・?という点。

全てはカバーしきれていなかった・・

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出典:https://www.ftserussell.com/ja/index/spotlight/global-equity-indexes

結論から言うと、
超小型株とフロンティア市場は網羅されていません。
詳細は上の図をご参照ください。
(赤丸が超小型株とフロンティア市場ですが、黒枠の「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」はカバーできていないのが確認できると思います。)

ただ、この2つは全体で見ればごくわずかだと思うので、考えなくても良いかなと思います。

フロンティア市場とは、一般に、発展途上国の中で、金融市場は存在しているものの、その市場規模が新興諸国よりも小さく、流動性が低い市場のことを指します。近い将来において新興市場の仲間入りが期待できそうな国々であり、次世代の新興市場と目されている国々の市場です。
フロンティア市場とは? | 投資信託の投信資料館

具体的な国名を見ると何となくイメージが湧くかもしれません。

◆フロンティア市場に属する国◆ クウェート、カタール、UAE、アルゼンチン、カザフスタン、ベトナムなど

 

 

具体的にどこの国に投資?

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FTSEホームページのデータより作成(2022年1月31日現在)

銘柄数

9343社

構成銘柄

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FTSEホームページのデータより作成(2022年1月31日現在)

全世界株式だとやはり米国強しですね。

米国以外の企業として唯一、9位に台湾セミコンダクター(半導体)がランクインしています。

 

リターン(1年ごと)

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FTSEのホームページを参考に作成(2022年1月31日現在)

チャ-トに関してはVTの記事をご参照ください。
※VTのベンチマークは「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」です。

「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」をベンチマークにしている投資信託

どんな投資信託がFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークにしているか確認したいと思います。
※パウ調べのため、他にもある可能性があります。

  • 楽天・全世界株式・インデックス・ファンド
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

関連ETF

VT(バンガードトータルワールドストック ETF)ですね。

グローバル・オールキャップ・インデックスをベンチマークにしています。

 

まとめ

全世界株式の年次リターンが思ったことより高いことに驚きました。

にしても全世界株式よりフロンティア市場の方が気になるという・・(笑)

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