過去に有事があった際、S&P500の株価推移はどうだったのか気になったので、調べてみました。
「地政学リスクは買い」と言われていますが、結果はいかに。
地政学リスク時の騰落率
色々見ましたが、「高校生でもわかる米国株」さんのツイート画像が1番わかりやすかったように思うのでお借りします。
この方のYoutubeはたまに拝見しますが、ユーモアを踏まえつつ、わかりやすい動画でとても面白いです。
私は過去から学ぶことが好きなので、過去をみてみましょう。
— 高校生でも分かる米国株 (@USStockhanako) 2022年2月23日
S&P500の戦争などで株価が急落した後の半年後、1年後ですが、
2014年のウクライナ紛争でロシアがクリミアを併合しましたが、S&P500は2%下落。そして半年後には7.8%上昇、1年後には13%上昇。
ほとんどがその後大きく上昇しています。 pic.twitter.com/crdyi1uddQ
この表は、地政学リスクがあった時からS&P500がどれぐらいの期間、調整(下落)して、半年後、1年後にどれぐらい上昇(調整時の底から)したかを示したグラフです。
半年後、1年後、いずれも多くが上昇していますね。
今回もそうなることを願うばかり・・。
2014年ウクライナ紛争
今回もウクライナに関する地政学リスクのため、2014年のウクライナ紛争を少し見てみたいと思います。
そもそもウクライナ紛争って?
ロシアによるクリミアの併合(ロシアによるクリミアのへいごう)は、国際的にウクライナの領土と見なされているクリミア半島を構成するクリミア自治共和国・セヴァストポリ特別市をロシア連邦の領土に加えるもので、2014年3月18日にロシア、クリミア、セヴァストポリの3者が調印した条約に基づき実行された。
ロシアによるクリミアの併合 - Wikipedia
私もよく知らなかったので色々調べましたが、経緯や背景は中々複雑でした。。
詳細は割愛します。
当時のチャート
無風ですね。特に大きな動きはないように見えます。
先ほどの表でも騰落率は-2%だったので当然と言えば当然ですが。
では最も大きく下落していた1973年のチャートを見てみると・・
1973年中東戦争時のチャート
先ほどは対照的に非常に荒れていますね・・。
発生日(1973年10月)の頃が底になり、ダブルボトムをつけて大きく上昇しています。
まとめ(所感)
過去の地政学リスクの多くは買いでしたが、それぞれのリスク時の金融政策はどうだったのか少し気になりました。
それもわかれば色々と面白いのかなと。余裕があれば調べていようと思います。
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