株価が上下する中で有名投資家がどのようなポートフォリオを組んでいるか気になったため、何回かに分けて紹介していきます。
今回は「投資で一番大切な20の教え」著者のハワード・マークス氏です。
個人的にかなり好きな書籍としてKindle、Audibleで保有し、何度か読んでいます。
投資総額
約74億ドルです。
ポートフォリオ
ポートフォリオの上位10銘柄が並んでいます。
んーーー、私は知らないものばかりです。2位と3位の海運株以外知りません。
1位はエネルギー株のチェサピーク・エナジー、2位、3位は海運株のトームとスターバルク、4位はエネルギー株のビストラと続きます。
上位はシクリカル銘柄(景気敏感株)で固められていますね。
また、マークス氏のポートフォリオはかなり分散されていて276銘柄に投資しています。
ウォーレン・バフェット氏は3,000億ドル以上投資していて、投資先が47銘柄と考えると、かなり分散されているように思います。
これだけの銘柄数を管理できるのか少し疑問ではありますが・・。
5位以下は自動車部品メーカーのギャレット・モーション、エネルギーのパシフィック・ガス&エレクトリックと続きます。
直近の売買(2022年第二四半期)
買い
- アルビレオ・ファーマ 約640万株(医療品メーカー)
- イタウ・ウニバンコ・ホールディング 約400万株(ブラジルの銀行持ち株会社)
- ブラデスコ銀行 約380万株(ブラジルの銀行)
たくさんあったので、上位3銘柄をあげました。
意外にもブラジルの銀行株を買っていますね。意図が全く読めませんが・・。
売り
- セメックス 約990万株(建設業)
- ビストラ 約350万株(エネルギー株)
- ハーツ・グローバル・ホールディングス 約320万株(レンタカー事業)
売りもたくさんあったので、上位3銘柄をあげました。
これから消費を落ち込むことを見込んでレンタカー事業のハーツを売却したのでしょうか。
まとめ
書籍でも分散投資が重要であることは書いてありましたが、ここまでとは思いませんでした。
また、銘柄数が多すぎて全て確認できませんでしたが、ハイテク関係はほぼなかったように思います。
マークス氏はシクリカル銘柄への投資が中心だと思うので、今後勉強していく上で参考にしたいと思います。
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